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「■■■■■■■■――!!」 「お主のその気迫っ! 全力で応えようぞバーサーカーッッ!!」 狂戦士に挑むセイバー。言葉はなくとも通じ合う漢と漢。 「弱った敵を叩くのは常道でしょう?」 「否。セイバーもバーサーカーもいずれ劣らぬ漢。拙者に下種な真似をさせたくば令呪にて命ずることでござる、マスター」 西と洋。生れ落ちた故郷は違えど通じ合う騎士とサムライ。それは武に生きる漢の一つの到達点。 「わたくしの紅ちゃんはそれはそれは利発でして……ほら、絵の中からでも気品が伝わってくるでございますでしょう?」 「は、はぁ……(帰りたいよぅ……)」 魔術師が拾ったのはらしからぬ暗殺者。まるで実の母子のように絆を深める。 「敵情はこの手に。行きますぞマスター。この『神亀金城(コーロア)』で全てを薙ぎ払ってくれましょうぞ」 出撃する戴神亀城。その姿は正に万の敵さえ畏れさせる不破の城。 「ちぃっ、横合いから殴りつけるとは、やってくれるなアーチャー……。 まぁよい。たかだか魔術師ごとき、この偉大なるファラオたる私が手を下すまでもない」 太陽のごとき王が去ったあとに残るのは、倒れ伏す一人の女と墓標がごとき千本の矢。 「ごほっ……まったく、運がありませんでしたわね……」 「キャスターさん……」 「泣き止みなさいな。せっかくの可愛い顔が台無しでございますわよ、わたくしの新しい娘。 貴女と出会えたことは最高の幸運でしたわ。ここで別れるのは無念ですが、凛とお生きなさい。それが愚かな母の唯一の願い。貴女はしあ……」 事切れる母。残された娘。偽りの家族といえどその別れは何処までも悲しく。 「やめて……やめてよバーサーカー」 「■■■■■■■■――!!」 全身を射抜かれた騎士が角笛を響かせる。魂を捧げて。届け、好敵手(とも)の元へ―― 「ばっ、馬鹿なぁっ!! この『神亀金城(コーロア)』がこうも簡単にぃぃぃぃっ!!」 「貴様は漢の戦いに泥を塗った。覚悟してもらおう、アーチャーッッ!!」 オルランドゥの無念を乗せた拳が、今、不落の城を粉砕する。 「ああもうっ、うじうじしない、しゃんとするっ!!」 「ご、ごめんなさいごめんなさい」 「お、落ち着けって遠坂」 「かかぁ天下なれど、あれはあれでバランスが取れているでござるな、セイバー殿」 「全くもって」 「あなたたち本当に緊張感がないのね」 別れは新たな出会いのために。 母を失った少女が出会ったのは二人の偉大な父親 そして優しい兄と厳しい姉、少し意地悪な親友だった。 「はははははっっ!! この偉大なるファラオの真の力、貴様等がごとき匹夫に凌げるものではないわっ!」 二人の妹を庇って倒れる姉。それを守るため敵わぬと分かって不可能に挑む兄。 「動けるか、ランサー」 「何とか。左腕は使い物にならぬが……」 「俺は弟たちのためにもライダーを倒す。お主はどう思う」 「拙者と同じでござるな。――どうやら、ここが我らの最後の戦になろうな」 後悔はない。この短い戦争の間、姉弟たちに残せるものは残してきた。あとは、前へ突き進むのみ。 「セイバーのサーヴァント、ベイオウルフ」 「ランサーのサーヴァント、本多忠勝」 「「推して参るっっ!!」」 「受けようぞ貴様等の挑戦。ライダーのサーヴァント、偉大なるファラオたるラメサス二世がなぁっ!!」 咆哮する剣と槍。対峙するのは騎乗兵。ここに聖杯戦争最後の戦いの火蓋が切って落とされた。
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【元ネタ】史実 【CLASS】アサシン 【マスター】 【真名】小野但馬守政次 【性別】男性 【身長・体重】170cm・58kg 【属性】混沌・悪 【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷C 魔力B+ 幸運E 宝具D 【クラス別スキル】 気配遮断:D サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。 神明裁決(偽):C ルーラーとしての最高特権。 聖杯戦争に参加したサーヴァントに令呪を行使することができるスキルだが、 本来、小野但馬守はルーラー適性を持たず、また、“歪曲”スキルによる強制付与のため、 正規の参加者として召喚されていた場合でも、他のサーヴァントに対する令呪の行使は不可能。 ただし、自分自身に令呪を用いることは可能であり、彼は専ら単純な魔力・呪詛の強化に令呪を用いる。 【固有スキル】 歪曲:A 本来呼び出したクラスが強制的に歪められ、別のクラスの特性を付与された証。 引き替えに元のクラス別スキルのいずれかが低下する。 小野但馬守の場合は気配遮断が低下してDランクとなっている。 神性:D “中井家文書”に於いて、死後に怨霊として祟りをもたらし、 後に二宮神社に但馬明神として祀られた。 無辜の怪物:D 井伊、徳川両家の大義名分を保つため、その在り方・功績を捻じ曲げられた逆臣(あくやく)。 能力・姿が変貌してしまう。 彼の場合は他者に善意を向けられない人格の複雑化と、“呪詛”能力などを付与される。 呪詛:D 呪術という魔術系統の型に収まっていない呪の魔力の操縦。 明確な逸話に乏しい彼の呪は、“阻害”の概念を有する攻撃呪詛として機能する。 【宝具】 『汚名齎す怨嗟の呪(ぎゃくしんのせんおう)』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:1000人 令呪を一画使用して展開する、膨大な魔力で構成される呪詛。 高密度な呪の魔力は、極めて特殊な性質を有し、どれほど高い対魔力スキルを以てしても、 ダメージ削減や防呪、解呪などが一切できない。 ただし、呪詛は水神系統の加護などでのみ、ダメージ軽減・防御等が可能となる(水の魔力放出なども効果がある)。 令呪を用いない場合の真名解放も可能だが、その場合は本来の(Dランク相当)威力での展開となり、 当然呪詛の威力は大幅に減少する(それにより、対魔力や抗呪・加護系スキルで防御可能になる隙も生じる)。 【解説】 遠江国井伊谷は井伊氏に仕えた家老で、同じく家老の小野和泉守政直(道高)の嫡男。小野道好とも。 父の病死後に家督を継ぐも、井伊氏と対立し、奥山因幡守の暗殺や、主君の井伊直親が徳川氏と内通したという 虚偽の報告を今川氏へ行い、直親を謀殺させるなど、露骨ともとれる対井伊、親今川路線を取った。 直親謀殺後は嫡男の虎松(のちの井伊直政)をも討たんとしたが果たせず。 その後数年間は表立った行動を起こさなかったが、武田の遠江侵攻が始まると再度氏真の命を受け、 井伊谷を掌握せんとし、井伊氏より当地を横領。 その後、徳川家康に帰順した近藤、菅沼、鈴木らの、通称・井伊谷三人衆によって井伊谷は奪還され敗走。 堀川城攻めの際に見つけ出され、獄門に処された。彼が井伊谷を掌握した期間は、34日とされている。 井伊氏にとって代表的な奸臣、専横者でもあるというのが後世の評価である。 だが、徳川氏を絶対善と仰がずともよい時代になると、“小野但馬守奸臣説”に対する異説も出始め、 “非”奸臣説に影響を受けた作品も、近年では存在感を増しつつある。
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【元ネタ】史実 【CLASS】ライダー 【マスター】 【真名】オジマンディアス 【性別】男性 【身長・体重】179cm・65kg 【属性】混沌・中庸 【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運A+ 宝具EX 【クラス別スキル】 対魔力:B 魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。Bランクなら三節以下の詠唱の魔術を無効化でき、大魔術を以てしても傷付けるのは難しい。 騎乗:A+ 乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。A+ランクともなると竜を除いたあらゆる幻獣クラスをも乗りこなせる。 【固有スキル】 カリスマ:B 軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。一国を治めるには十分なランク。 神性:B 神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。彼の場合はラー・メス・セス、即ち“神の子”を自負し崇敬されたため、ランクは高めである。 皇帝特権:A 本来持ち得ないスキルを、本人が主張することで短期間だけ獲得できるというもの。該当するのは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、と多岐に渡る。 太陽神の加護:A 太陽神ラーの加護を得ていることの証左。 【宝具】 『闇夜の太陽船(メセケテット)』 ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:500人 由来:「太陽神ラーが復活する王を運ぶ船」、「王が空を翔ける時に使った船」として知られる『太陽の船』。 オジマンディアスが普段移動する際に使う船。船全体が太陽と見紛うほどの輝きと灼熱を発しながら超音速で飛行し、太陽の力を具現した「蛇を屠る蛇(ウラエウス)」と呼ばれる強力な魔力光を地上に放射して、敵対者だけでなく、地上さえ灼き尽くす。 その火力は一夜で東京全域を火の海に変えることができるほどだといい、作中では核戦争の発生を想定して設計されたシェルターとしての面を持つ地下工房を容易く粉砕してみせた。 空間から舳先のみを出現させ、砲台のように使用することも可能。 『Grand Order』では各種通常攻撃として画面外にいるこの船が砲撃をしている。 『熱砂の獅身獣(アブホル・スフィンクス)』 ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:2~50 最大捕捉:300人 由来:エジプト神話に伝わる、王家の守護聖獣。 天空神ホルスの地上世界での化身、荒ぶる炎と風の顕現として恐れられる、獅子の体と人の貌を持った幻想種。別名を「恐怖の父(アブホール)」といい、地中海から西アジアにかけて数多の伝説を有する事で知られる伝説の四足獣。 ランクは“神獣”。竜種に次ぐ位階を持つ幻想種とされる。 大型トラック以上の巨体でありながら物理法則を無視したかのような速度と移動を行い、空中を疾走して全方位からの攻撃を行う。主な武器は強靭な前足の爪と獅子の牙で、それらを衝撃波(ショックウェーブ)が発生する程のスピードとパワーで振るう。爪は魔力によって赤熱化させることも可能で、山を削るほどの威力の攻撃を防ぐセイバーの鎧でも耐えられない。突進の破壊力はセイバーの剛剣に「風王結界」の段階的開放と魔力放出を併用しても尚防ぎきれない。 また極めて高い知性を有し、セイバーの戦闘スタイルと狙いを見抜いて連撃の中にフェイントを挟んで牽制してきたり、攻撃によって発生した破片に魔力を付加させて飛び道具として放ってくるなど、獣とは思えない高度な戦術を駆使する。 更に王の力を体現するとも称される咆哮は灼熱の火炎と全てを破砕する大気を伴い、それによって爆炎の竜巻を引き起こす。その威力は並木を一瞬で炭化させ、鉄筋コンクリートで作られた大型ドーム施設の東館を数秒と経たず融解させるほど。 生命力も文字通り化け物じみており、頭部を斬り落とされても死なないばかりか、頭を失ったまま相手の動きを感知して何事もなかったかのように戦闘を続行する。 総数は不明だが、劇中では最低でも8体存在することが確認できる。少なくとも平均的なサーヴァントに伍する力を持つ幻想種ではあるが、これもオジマンディアスにとっては代えの効く駒に過ぎず、「我が威光、我が栄光の一欠けら」と呼び、斥候や先兵として扱っている。 生身のものと岩石で躰が構成されたものの2種類に分けられるが、備えている能力は変わらない。 『Grand Order』では♂♀のスフィンクス(「スフィンクス」「マリカスフィンクス」)が大型エネミーとして登場するほか、自身のExtraAttackで王種個体であるスフィンクス・ウェヘ厶メスウトが登場する。神性と性別の特性が存在する模様。 『光輝の大複合神殿(ラムセウム・テンティリス)』 ランク:EX 種別:対城宝具/対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:800人/1人 由来:オジマンディアスが生前に建造した神殿、および彼の心象にして生前の威の具現。 古代エジプトにおいて建造された光り輝く神殿が複層的に折り重なって偉容を為す、全長数kmにも渡る超大型複合神殿体。彼の心象と生前の威を具現化させた、固有結界に類する最大の切り札。 生前自身が建築した神殿のみならず、自分が関わっていない神殿まで複合されており、デンデラ神殿、カルナック大神殿等の複合神殿体をさらに複数組み合わせ、アブ・シンベル大神殿、ラムセウム等の巨大神殿や霊廟までも複合された、現実には存在しない異形の大神殿体となっている。その驚異的規模と魔力光によって、まさに星空が地上に降りて来たかのような偉容を誇る。 無数の内部神殿群はスフィンクスの群れが守護しているほか、ファラオに対する絶大な祝福と不敬な敵対者への呪いが神威として備わっており、各神殿ごとに自らの領域に立ち入った対象へ向けて、祀る神にまつわる加護や呪いを任意に与えることが可能。劇中で披 露されたのは主に以下の三種。 『オジマンディアス自身とその配下に仮初の不死の肉体を与える』:この能力がある限り、オジマンディアスは霊核を破壊されても即座に無限再生する。さらに不死の恩恵は使役するスフィンクスの群れにも与えられており、オジマンディアス同様に不滅となっている。 『呪詛による猛毒』:真っ当な生物であれば二秒と絶たずに死亡し、効果を受けたサーヴァントはパラメータが軒並みランクダウン、スキルが弱体化させられる場合もある。神代の肉体を持ち毒に強い耐性を持つアーチャーも頑健スキルを弱体化させられ、毒のダメージを受ける程。 『敵サーヴァントに対する宝具真名解放の封印』:最も厄介とされる能力。ただし真名解放の封印については、その宝具もしくは本人が神に由来するものであれば無効化される。劇中ではランサーの宝具および存在そのものがこれに該当している。 オジマンディアスの玉座がある主神殿たるピラミッド最奥は「神の眼」を模したシンボルを備えた空間で、膨大な魔力回路を思わせる幾筋もの淡い光に照らされている。オジマンディアスは神殿内部で起きる事象の全てを自動的に認識し、外の様子も細かく把握する事ができる。主神殿の表層部はヒッタイトの神鉄で覆われており、並みの対軍宝具ならば無傷で弾き返す強度を持つ。その他、“デンデラ大電球”に利用する魔力を充てがうことで「ピラミッド複合装甲」という形で対粛正防御(ワールドエンド系の攻撃にさえ対応する最上級の防御)を展開させることも可能で、防御においても超一流を誇る。 主な攻撃方法は神殿最奥に存在する“デンデラ大電球”から生み出される超絶の雷撃を交えた大灼熱の太陽光で、これは太古の神々の神威さえ思わせる威力を持つ。この大灼熱は複合神殿体主砲より神殿外へ向けて魔力砲撃を行うことが可能で、決戦の最中に手出ししようとしたタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦とその僚艦数隻を、発射されたトマホーク巡航ミサイル群ごと蒸発させるほどの威力と攻撃範囲を誇る。全力で砲撃した場合には他のサーヴァントに宣言したとおり、東京全土が炭化する。更に神殿内部に砲撃の焦点を合わせた場合に限り、その際の最大火力は太陽面爆発にすら匹敵し、不完全な状態とはいえ単独ではセイバーのエクスカリバーですら相殺しきれないほどの威力となる。しかしこの場合は、その規格外の威力で神殿までも大部分を破壊してしまう(セイバーとアーチャーの宝具と撃ち合った際には、放たれた大灼熱によって神殿体の基盤が八割方消滅している)。 更なる奥の手として、巨大な大複合神殿を上空に出現させ、大質量で物理的に対象を圧し潰して破壊する大質量攻撃が存在し、『Grand Order』ではこちらが宝具攻撃に当てはめられている。『神聖円卓領域 キャメロット』では星の聖剣の光と同質のものとされる聖槍ロンゴミニアドの外装をこの大質量攻撃により粉砕し、主人公たちの道を切り開いた。ただし、この奇策は装甲を捨てる事と同意義であり、攻撃に対して一時的だが丸裸になる。なお、基底部は大電球のもたらす魔力によって強化されている。 彼が建造した訳ではないデンデラ大電球などが、何故、この大複合神殿の一部として存在しているのかは、オジマンディアスの過去に由来する。生前に数多くの巨大神殿を建造しながらも、同時に「過去現在未来、すべての神殿はこの身のためにある」と宣い、過去に建造された数多の神殿にまで美化を施し、我が物とした。二十一世紀現在でさえ、エジプト各地のモニュメントに最も多く名が刻まれている人物は、誰であろう、ファラオ・オジマンディアス(ラムセス二世)なのである。(彼を慕う諸王子が広く名を残したのだ、とする説もある)
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【元ネタ】日本・史実 【CLASS】アーチャー 【マスター】 【真名】大江匡房 【性別】男 【身長・体重】不明 【属性】混沌・中庸 【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力B 幸運C 宝具C 【クラス別スキル】 対魔力:B 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。 単独行動:C マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクCならば、マスターを失ってからも一日間現界可能。 【固有スキル】 予知:C 魔術系統の一種。熒惑星は未来を知る星であり、三国時代には晋が勝者となることを伝えたという。 地形適応:C 特定の地形に対する適応力。冥界の如き「異界」であっても通常通りに活動出来る。 芸術審美:C 芸術作品、美術品の知識を蒐集したことによる知識。 芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、高い確率で真名を看破することができる。 博覧強記で知らざることなく、ただ管弦のみ誤りが見られた(一部は誤解)と評された。 軍略:E 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。 源義家に兵法(おそらくは『孫子』)を教授し、後三年の役の展開を有利に運ばせた。 【宝具】 『熒惑星譴責之矢(けいこくせいけんせきのや)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1人 賀茂保憲(安倍晴明の師)に師事して天文に通じていた備後守致忠が厠で天文のことを談じていた時、不敬行為に対して熒惑星(火星)から放たれたという戒めの矢。 熒惑星の化身とされたアーチャーが敵対しているサーヴァントに放てば相手を追尾し、 結界その他の守りを無視して命中し、火属性のダメージを与える。 ただし、木星が矢から守護してくれたという信仰から、木製の物理障壁に当ると止まって炎上させる。 『冥官熒惑星(みょうかんけいこくせい)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1 陰陽道・宿曜道を得意とした僧侶が頼みにしたという、熒惑星としての権能=冥府との繋がり。 既に聖杯戦争から退場したサーヴァントの後を追って証言を訊く、サーヴァントの心残りとなっている人物や、 マスターが会いたい故人を出現させる等の行為を一時的に可能とする。 【Weapon】 『無銘・弓矢』 『無銘・太刀』 【解説】 平安後期の文人貴族(1041~1111)。後三条院~鳥羽院に仕え、中納言にまで上った。 源平と藤原氏ばかりの公卿の中では異質の存在であり、清濁併せ呑むのを通り越して自身が混沌としていたつかみがたい政治姿勢、 他に代わる者がなかった才学の結果であったと思われる。 日本で二番目の往生伝である『続本朝往生伝』以下、神仙・霊狐・遊女・田楽とアーチャーが関心を持って記録した分野は多岐に渉っており、 後世の八幡信仰・小野篁冥官伝説・本地垂迹説の一部の説はアーチャーなしでは存在しえなかった。 キャスターにするとネタが豊富過ぎ、正直もてあます程伝説と逸話に満ちた人物。 本人がある程度意図的に伝説・伝承を創作(当時は個人の創作も異界の啓示とされた)した形跡もあり、 なおかつ本人が学者として権威があったためにその説が珍重され、後世の人が混乱している。 キャスターであれば阿弥陀・八幡信仰関連の、ライダーであれば大宰権師の事績が採用された。
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憑依継承:? (マシュ・キリエライト) サクスィード・ファンタズム。 デミ・サーヴァントが持つ特殊スキル。 憑依した英霊が持つスキルを一つだけ継承し、自己流に昇華する。 マシュの場合は『魔力防御』。 魔力放出と同タイプのスキルで、魔力をそのまま防御力に変換する。 膨大な魔力を持つ英霊であるなら、それは一国をも守護する 聖なる壁となるだろう。
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神殺し:B (スカサハ(Grand order)) 異境・魔境である「影の国」の門番説いて、数多くの神霊を屠り続けた彼女の生き様がスキルと化したもの。 神霊特効。神霊、亡霊、神性スキルを有するサーヴァントへの攻撃にプラス補正。 【A+ランク】 【Aランク】 【Bランク】 【C+ランク】 【Cランク】 【Dランク】 【Eランク】
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友誼の証明:C (ヘクトール(Grand order)) 敵対サーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことができる。 聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。 【A+ランク】 【Aランク】 【Bランク】 【C+ランク】 【Cランク】 【Dランク】 【Eランク】
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未遠川にかかる冬木大橋を、深山町から新都へと猛スピードで移動する物体がいた。 物体の正体である爆音を放つバイクが一直線に向かう先は教会。 スピードを緩めることなく坂道を駆け上がった勢いによって大ジャンプしたバイクは、乗り手の見事なドライビングテクニックで扉の前に停車した。 身体のラインがはっきりとわかるライダースーツに身を包んでいるおかげで、乗り手がセクシーなナイスボディの持ち主である女だというのは一目瞭然である。 彼女はさっきまで乗っていたバイクを固定させると被っているフルフェイスに手を伸ばす。 フルフェイスの下から現れたのは、妖艶な美貌を兼ね備えたシルバーストレートロングヘアーの美少女だった。 次に胸の半ばまでライダースーツのファスナーを下ろし、爆乳レベルの乳房を外気に晒した後、彼女は教会へと続く扉に向け歩き出した。 そして扉を開け静寂の支配する内部へと入っていったのだが、聖杯戦争が終わった今、この教会の本来の主はもういない。 代わりに新たな主となったのは、外人のシスターだった。 手品で近所の子供達を喜ばせるのが趣味なのもあってか、前任者と比べても評判は上々のようだ。 そんなシスターのいる教会にこの女ライダーが来たのはある意味必然だったのかもしれない。 「わざわざ来てくださりありがとうございます。ミス、マザー・ハーロット」 シスターはそう言うと両手を広げて入ってきた相手を出迎えた。 「今更かしこまって何のつもり?アヴェンジャー。いえ、アンチキリスト」 一方そんなシスターの態度に、銀髪のライダースーツの彼女、聖杯戦争中はライダーのサーヴァントと呼ばれていたマザー・ハーロットは違和感を感じていた。 「その前に本来の姿に戻りませんか?そのほうが話しやすいでしょうし」 瞬間、アンチキリストと呼ばれたシスターの姿が変わった。 その手に収まる茨杖が気になるが、基本的には山高帽子を被った神父服の姿をした男装の麗人にしか見えない。 顔全体に「この世すべての悪」の象徴である刺青が痛々しく刻まれている以外には。 顔以外に素肌が露わになっている手にも刺青がある事から、恐らく身体全体に刺青が刻まれているのだろう。 それに応じるかのように、ハーロットも反射的に姿を変えた。 着ていたライダースーツは跡形もなく消え去り、彫刻家でも再現不可能な美しい裸体を黄金、宝石、真珠の装飾品と極薄の羽衣で飾りつける以外、隠す事無く全て露わにしている。 妖艶さを超えた凄艶さを備えた白皙の肌の肢体は青みがかった銀の長髪とよく似合う他、右手には金の杯を持っている。 「で、妾をここに呼んだ理由はなに? わざわざこの姿をさせるなんて、聖杯戦争が終わったのに戦うつもりなのかしら?」 「それは、気分的なものだと思ってください。 こっちの姿で会話したほうが気も引き締まるでしょうし。 私にとってはとても大事な話なので」 苦笑いしつつ敵意のないことをアピールしようとするアンチキリストであったが、ハーロットは一向に警戒を緩めようとはしなかった。 その証拠に手に持つ金の杯、溢れる邪淫からワインの鞭剣と無数のワインカッターを生み出し、周囲に浮かべたカッターはいつでも放てるようにしている。 恐らくアンチキリストの奇跡(偽)術によるトラップや攻撃を警戒しているのだろう。 無理もない、目の前にいるのは聖杯戦争に参戦し最後まで生き延びた実力を持つ敵なのだから。 「では本題に入らせていただきます。私はわからなくなってしまったのです」 「わからなくなった?」 先程とは打って変わった表情で、アンチキリストは語り始めた。 「本来世紀末に現れ、キリストの再臨に備えるのが私の使命だった。 しかし、肝心の黙示録は訪れる事はなく、聖杯戦争でもキリストは現れなかった・・・・・・。 そして聖杯戦争が終わっても私は無様にも生き続けている。 この時点で本来なら私は死んでいなければならない筈なのに・・・。 戦いの中で悪と認識され相手に殺されるならまだよかった。 キリストの偽者、悪の象徴を演じ続け最後に善に殺される事こそ私の存在意義(レゾンデートル)だというのに・・・・・・。 教えてください。 こんな予言が成就しなかった世界で、私が存在し続ける事に意味はあるのですか? なぜ貴女は、そうも自由に生きられるのですか? 私と同じように、悪の役目を与えられた筈なのに」 それは、これからどうすればいいのかわからないという事を表していた。 かつて彼女、アンチキリストは聖杯戦争時に、この聖杯戦争こそ黙示録における終末の時だと確信し、その予言成就に向けて暗躍していた。 彼女は自分が召喚されているなら、救世主キリストもサーヴァントとして召喚されている筈だと信じていた。 しかし、キリストは召喚されず、むしろその活発な行動は前アーチャー・英雄王と今次バーサーカー・カルキの逆鱗に触れる事となり、双方の圧倒的な力に蹂躙される結末に至った。 幸い奇跡(偽)とゲマトリアの能力によって逃げ延び現界し続ける事には成功したが、最早戦う力は残されてなどいなかった。 その後再起を図ろうとしたものの、そのあり方を興味深いと見なされた言峰によって捕獲された後、暫く経たないうちに聖杯戦争は終わった。 運良く聖杯戦争を生き延びられた彼女だったが、その後は抜け殻のようになってしまった。 無理もない、彼女にとっては悪の役目を果たすという使命こそ全てだったのだから。 ハーロットは呆気にとられていた。 聖杯戦争中あれだけ冬木の街を、他のマスターとサーヴァントを翻弄したアンチキリストが、これほど悲痛な表情をしているのだから。 てっきり騙しているのかと一瞬勘繰ったが、これは嘘ではないという何かが今のアンチキリストにあった。 ハーロットはワインの武装を溢れる邪淫内に戻して警戒を解除すると、ゆっくりと自分の考えを語り始めた。 「・・・・う~ん、言わせてもらうけど、それはキリスト教徒に限定されたものでしょ。 黙示録自体、現実の歴史と照合しても矛盾する箇所が結構あるわ。 今ではそもそも黙示録はキリストの再臨や世界の終末に関する書物ではないっていう説もあるのよ。 当時キリスト教徒の迫害を強めていたローマ帝国に反発し、各地の信徒を励ます目的で書かれていたって考えも十分な根拠があるしね。 それに妾の生きた時代は遥か昔の古代ローマ帝国時代。 貴女はこの現代の時代の世紀末でいいのかしら? 妾と貴女の生きた時代の差も無視できないわ。 つまり妾が言いたいのは、予言が全てじゃないって事よ。 妾が悪なのは価値観の違いも大きいんじゃないかしら? 妾の生きていた頃の古代ローマ帝国は様々な宗教が共存する多神教国家で、それが帝国の繁栄にも繋がっていたの。 でもキリスト教は当時は新興宗教で、一神教でしかも排他的思想だから、最初は受け入れられない存在だったわ。 自分の神はいいけど他の神がダメなんて、多神教派の反感を買って弾圧されるには十分すぎるから。 妾は当時の一般的な価値観だと神聖と見なされてた、神殿娼婦系の宗教を信仰していたんだけど、それもキリスト教の価値観から見れば、淫らで汚らわしくて、正に悪に見えたんでしょうね。 なにより、予言なんてものは妾、大っ嫌いだもの。 あんなの運命論と何もかわらない。 だって何か起こった時、それが予言と似たものなら『全て予言通りだ』の一言で済ませられちゃうじゃない。 未来なんてね、わからないから面白いのよ。 妾は押し付けられたキリスト教の運命に従うなんてまっぴらごめんなの。 そんな事するより美味しいものを食べたり、エッチな事をしたり、贅沢したりしたほうがよっぽど有意義だわ。 まあ、これも反キリストと言えば反キリストね」 ハーロットの考えはアンチキリストにとって予想外のものだった。 同じ悪属性でありながらも自分の思うがままに動く混沌に属するハーロットと、定められたルールに従う秩序に属するアンチキリストの違いがはっきり出た瞬間だった。 もしアンチキリストがこの話を聖杯戦争で敗北する前に聞いても、恐らく歯牙にもかけなかっただろう。 だが敗北し、己の拠り所を見失った状態の彼女には、この話は大きな衝撃だった。 内心では困惑しつつも、アンチキリストはかろうじて言葉を搾り出す。 「私は・・・・そこまで貴女のように割り切って生きる事なんて、できません」 「確かに役目に従って生きるのは楽よ。 でも、そこで考える事をやめてしまったらおしまいなんじゃないかしら。 書いてある事が全て正しいわけじゃないのは最初に言った通りよ。 あの戦争で出会ったアサシンの佐々木小次郎は実在も疑わしい架空の剣豪で、さらには佐々木小次郎本人じゃなくて、燕返しを使えるという理由で選ばれた剣士だったし、アーサー王だって伝承と違って可愛い女の子だったんだから。 だから貴女も、黙示録の伝承とその役目に縛られるのは、これで終わりにしなさい」 そう言い終えるとハーロットはアンチキリストに背を向ける。 「妾の言いたい事は以上よ。 じゃ、帰るわね。 シロウの美味しいご飯が待ってるから」 その言葉を最後にハーロットの姿は宝石で装飾された裸体からライダースーツへと戻った。 そして、もう話すことはないと言わんばかりに教会の出口へと向かって歩いていった。 客人が去った後の礼拝堂に残るのは、シスターの姿に戻ったアンチキリスト。 「役目から解き放たれ、自由に生きる。か・・・・・・」 そう呟いて彼女は思考の海に入り込んだ。 バイクの駆動音が遠ざかっていくにつれ、教会は再び静寂に包まれる。 アンチキリストがハーロットの言葉を最終的にどう受け止めたのか、それは彼女のみが知ることである。 この話は黙示録関係でかっこいい聖杯戦争話を書きたいと思ったのがきっかけでした。 ですが黙示録自体調べれば調べるほど、現世の歴史と照合した際の矛盾が大きくなっていってしまい、そっちの方が気になった結果、こんな最初に考えたものとはまったく違う話になってしまいましたが。 カルキみたいに突き抜けた未来の英霊だったら気にする事はなかったのですがね。 まあ原作でもアーサー王が女なので黙示録も全てが真実じゃないって自分の中では割り切る事にしました。 アンチキリストに関しては、黙示録を読んでるうちに、やってる悪行は結局キリストの引き立て役で、悪く言えばかませ犬なイメージが自分の中だと強くなってしまいました。 救国の英雄であるジャンヌと方向性は違えど、結局アンキリも神に与えられた悪を演じるという使命に翻弄される人なので。 wikiに保管されてる話に出てくるソロモンやザッハークくらい神に対して強烈な憎しみを持っていたり、あるいはラーヴァナのように好敵手と戦った果てに殺される事を望んでいるとからなら、また別だったのですが。 ヤハウェのマッチポンプ(自作自演)のために言われた通りに格好の敵役を演じる傀儡にしか見えなくてしまい・・・・。 当初はラスボスポジションにしようかと考えてましたが、持ってる宝具がソロモンのレメゲトンで使えるやつの強化バージョンにしかならなくて一気に中ボスな感じに、すいません。 基本姿に関しては絵職人さんが投下してくれたあの男装麗人まんまです。 そんな彼女ですがこの話における聖杯戦争だと序盤はかなり活躍しました。 固有スキルフル活用して、どこかのカルト教団の教祖みたいな地位に収まり、信者から魔力を搾り取ったり、洗脳して尖兵にしたりしてましたが、言峰とギルに気付かれギルガメッシュとカルキを相手に戦う事に。 どちらも最高の神性適正を持っているので切り札の宝具も効果激減、二人の性格から見て人質も無意味でした。 ボロ負けで瀕死の状態のところを言峰に見つかり抵抗しようとしましたが、原作でハサンと戦った言峰に近接ステオールEでは勝てず、心の傷を切開されるはめに。 アンチキリストは強固な信念を持っていますが、それ故に一度挫折すると弱くなってしまうタイプにしてみました。 その存在のあり方は例えるなら与えられた指名に準じる生真面目な性格のアンリみたいな感じですかね。 黙示録が否定された世界をアンチキリストがどう感じるのかを書きたかったのもあります。 ハーロットに関してはエロだけじゃないハーロットを書きたいと思ってこうなりました。 愚痴スレで出てきたダークとかは、どう書いても劣化バートリーにしかならないので断念しました・・・・。 というかエログロとかダークは初心者の私では無理がありました。 売春婦達の母、大淫婦という名称のモデルの一つであろう売春巫女の中でも、ヘタイラは高度な知識、教養を持ち、政治にも大きな影響力を持つ者がいたと言います。 だから現代では蔑まれる対象の娼婦が、古代ではしばしば高い社会的地位を占め、彼女たちの持つ学識は尊敬を受けていたという側面、知的面を強調してみました。 ライダースーツ姿に関しては本スレで首なしライダーが製作されていたのを見て、本スレでハーロット製作時に彼女のライダースーツ姿なんてコメントがあったのを思い出したので。 そういうのもあってかライダースーツ繋がりで、私の脳内ハーロットはアトラスのデビルサマナーソウルハッカーズに登場するネミッサの外見を模倣しています。 基本的な姿は有志によるイメージイラストの影響もあり全裸ですが、この話は会話中心なので彼女が出演する他作品と比べてエロ度は低いです。 騎乗A+ランクのスキルを活かしてバイク乗りまくってたり、戦争中はソロモンに黙示録の獣を奪われたという裏設定もあります。 他にハーロットの存在のあり方に関しては原作の佐々木小次郎と似た存在であると個人的に思っています。 では最後にちょっとおまけ話をどうぞ。 ギャグ風アンチキリストVSギルガメッシュ&カルキ アンキリ「お別れです!『天より下されし判決の炎(ソドム・ゴモラ)』」 ギルガメッシュ「甘いわ。エヌマ・エリシュで掻き消してくれる!」 アンキリ「な、なら動かないでください。彼の命がどうなってもいいのですか!?」 慎二「ぼ、僕はお前のマスターなんだぞ!その僕を盾にするなんて何考えてるんだ!?」 アンキリ「ゲマトリアで単独行動:A+のスキル持ちなので無問題です」 カルキ『問答無用!汚物は消毒だ!!』 アンキリ、慎二「ちょ待っ、ギャーーー」 一方その頃のマスター&サーヴァント達 エルキドゥ「ギル・・・・僕というものがありながらあんな奴とぉ~」 凛「いや、つっこむ所はそこじゃないから(ダメだこいつ、早くなんとかしないと)」 ハーロット「以上の点から、私の時代では最高級娼婦ヘタイラになるには高度な知識、教養が求められたのよ」 士郎「わかった、もう十二分にわかったから、長時間の講義マジ勘弁してください」 ソロモン「あれがEX宝具の威力か。こちらも万全の準備で挑まねば死ぬな」 原作でキャスター召喚した魔術師の代理としてアルバ「代理ってなんだよ畜生・・・・」 佐々木小次郎「原作の雌狐と比べてまともに戦わせてくれそうだからよしとするか」 イリヤ「セイバー、私達の影一番薄くない?」 アルトリア「そうですね・・・・」 サーヴァント一覧 セイバー:アルトリア ランサー:エルキドゥ ライダー:マザー・ハーロット アサシン:佐々木小次郎(マスターはソロモン) バーサーカー:カルキ キャスター:ソロモン アヴェンジャー:アンチキリスト 前回勝利者:ギルガメッシュ
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【元ネタ】『宇治拾遺物語』、『安倍晴明物語』、『蘆屋道満大内鑑』、アステカ神話、スラヴ神話など 【CLASS】アルターエゴ 【マスター】 【真名】蘆屋道満 【性別】不明 【身長・体重】200cm・110kg 【属性】混沌・悪 【ステータス】筋力C 耐久D 敏捷E 魔力EX 幸運B 宝具B 【クラス別スキル】 陣地作成:B 本来はキャスターのクラススキル。 魔術師として自身に有利な陣地を作り上げる。道満の陣地は、陰陽道に関係していると思われる。 道具作成:A 本来はキャスターのクラススキル。 魔力を帯びた器具を作成できる。 高位の陰陽師である道満は、特に式神の作成を得意としている。 対魔力:A 本来はセイバーなどのクラススキル。 魔術に対する抵抗力。 Aランクでは魔法陣及び瞬間契約を用いた大魔術すら完全に無効化してしまい、事実上現代の魔術師が彼を傷付けるのは不可能である。 暗黒の神核:B 完成した悪神であることを現す、『神性』スキルを含む複合スキル。 ハイ・サーヴァント:A 英霊複合体である事を示すスキル。 チェルノボーグ、イツパパロトル、悪霊左府、三体の神霊及び悪霊の力を道満は取り込んでいる。 快楽主義:EX 人類社会の在り方を高らかに嘲笑し、世に遍く人々の細やかな営みを朗らかに蹂躙し、愛を弄び、情を操り、命と尊厳を食い荒らす獣が如き道満の悪辣極まりない思考、精神性が千変万化の刃となったもの。 苦痛さえも快楽とする道満の在り方は、或いはヒトの超越か。 【固有スキル】 リディクールキャット:EX スキル『破壊工作』が進化したもの。 大逆の太陽を戴くアルターエゴクラスの道満は、その指先であらゆる社会を破壊せしめる。 黒き命:A 蘆屋道満は死なず、幾度でも蘇って暗躍する。 英霊・蘆屋道満が本来所持していた『生命続命法』スキル、生命の復活を成し遂げる秘術、及びスラヴの黒き神チェルノボーグの力が合わさったスキル。 『生命続命法』は伯道上人の秘術であり、『安倍晴明物語』では安倍晴明が使用したものだが、サーヴァントとしての蘆屋道満はこれを密かに修め、ねじ曲げた。自己の全てを悪性情報へと変換し、自分自身を情報体としてコピー&増殖し続ける事で、実質的な不死を齎す邪法としたのである。 平安京以前の道満はこのスキルで暗躍していた。 道満の呪:A++ 蘆屋道満が操る呪術、呪詛、陰陽道、法術、等々の超常の技を示すスキル。 蘆屋道満の裔として、天竺は霊鷲山の法道仙人の伝えし仙術の奥義さえ修めるのだと道満本人は宣うが、詳細不明(疑似思想鍵紋を以て思想盤の特権領域に接続、仙術の奥義を行使する、との事だが……実のところ道満は積極的にこれを用いない模様)。 黒曜石の蝶:C+ アステカの暗黒神イツパパロトルに纏わる能力。 対象の力を奪い、著しく衰弱させる。 魔術、呪術に対するカウンタースキルとして英霊・蘆屋道満が本来所持していた『物忌狩り』との複合スキルでもあり、神秘による強化や加護をも無効化させる。 ゲームでは使用されない。 【宝具】 『狂瀾怒濤・悪霊左府(きょうらんどとう・あくりょうさふ)』 ランク:B 種別:対都市宝具 レンジ:1~80 最大捕捉:400人 時の権力者・藤原道長を呪殺せんとして仕掛けた、都市そのものを殺すに等しい驚天動地なる大呪術の再現。 成し遂げられれば都はたちまち荒れ果て、人々を不幸が襲い、餓死者が往来を埋め尽くす事となるだろう。当然、権力者も滅び去る。 宝具としての呪詛行使にあたり、アルターエゴとしての道満と融合した左大臣・藤原顕光の怨霊「悪霊左府」を一時的に召喚。これによって、術の成功確率をきわめて大幅に上昇させている。 最後に空を覆う暗黒の太陽は、道満の傲慢と悪性の具現であり、アルターエゴの要素として取り組んだ闇の神イツパパロトル神、黒き神チェルノボーグの仮想複合顕現でもある。 【解説】
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【元ネタ】旧約聖書 【CLASS】キャスター 【マスター】 【真名】バラム 【性別】男性 【身長・体重】174cm・60kg 【属性】混沌・悪 【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷E 魔力A+ 幸運B- 宝具EX 【クラス別スキル】 陣地作成:A 魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。 “工房”を上回る“神殿”を形成することが可能。 道具作成:B 魔力を帯びた器具を作成できる。 呪術に使用する道具などが作成可能。 【固有スキル】 千里眼(邪視):A 視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。 透視、未来視さえも可能とする。 キャスターの場合、邪視を組み合わせることで遠方や近い未来に呪いを送る事が可能である。 高速神言:B 呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。 大魔術であろうとも一工程(シングルアクション)で起動させられる。 呪術:A+ モアブ王が認める程の強力な呪術の使い手。 キャスターが放つ呪詛は対象を確実に呪う。 また、呪詛を反転させ対象に祝福を授ける事も可能であるが、 神敵として見定められたキャスターは祝福を授ける事はない。 扇動:B+ 数多くの大衆・市民を導く言葉を身振りの習得。 特に個人に対して使用した場合には、ある種の精神攻撃として働く。 キャスターは時に魔術による暗示等を混ぜて人々を誘導する。 【宝具】 『魔像以て聖民を征す(バアル・バラン)』 ランク:EX 種別:対衆宝具 レンジ:1~90 最大捕捉:800人 かつてイスラエルの民達を惑わし、バアル・ペオルを崇拝させたキャスターの所業とバアル・ペオルの神像が宝具となった物。 発動と共に周囲に呪詛を撒き散らし、サーヴァントにダメージを与える事も可能だが、それはこの宝具の真価ではない。 この宝具が撒き散らす呪詛は人々の精神に悪影響を齎し、堕落させていく。 そしてレンジ内の人々の精神の堕落が極限まで達した時、かつてバアル・ペオルを崇拝した者たちを罰した神の怒りが再び地上に降り注ぐ。 神の怒りはサーヴァントすら蝕む疫病という形で具現化し、それはキャスターにも制御はできない。 但しキャスターはいつ神の怒りが降り注ぐのか把握でき、 事前に距離を取るといった対策が可能である。 【解説】 民数記に登場する占い師、あるいは呪術師。ベオルの子とも。 ユダヤの民を邪教へと誘い、ペオルの事件を引き起こした張本人。 一部ではソロモン七十二柱の同名の魔神と関連付けられる。 当初はイスラエルの民の武力を恐れたモアブ王バラクに依頼され、彼らを呪おうと試みたが、再三に渡る神の警告を受け断念。 結果としてバラクの不興を買いつつもイスラエルの民を祝福する託宣を告げた。 しかし、イスラエル人はモアブ人やその同盟国ミディアンの女達と姦淫し、異教神バアル・ペオルを崇拝するという暴挙に出る。 怒れる神は疫病を送り込み、結果として2万4千人が命を落としたペオルの事件と呼ばれる大惨事に至った。 後にモーセは一連の事件をバラムの企みであると断じ、『ヨハネの黙示録』でも偶像崇拝や淫行に奔るようイスラエル人を唆したのはバラムの発案であるとされている。 最期は神の命によりモーセが行った聖絶に巻き込まれ、イスラエル人の剣に斃れた。 タルムードといったユダヤ教の文献では隻眼に加え、片脚に不具を持つ者と伝えられる。 異教徒におけるモーセと評され、神の怒りを占うことが出来た唯一の者とされるなど預言者としての力量が称えられる一方で、 大預言者に比する叡智を備えながらその力に溺れ破滅した彼をラシャ(邪悪な者)、ベロ・アム(人と交わらぬ者)、ビラ・アム(人を滅ぼした者)と綽名し、 邪視、傲慢、強欲の三悪徳を持つ者は皆バラムの弟子であると説くなど、聖書における所業を裏付けるかの如く邪悪な神敵として取り扱われる。